要約
他者のためにリソースを使う「向社会的行動」が、自己の幸福度をいかに効率的に高めるかを実証したカナダの社会心理学者である。
詳細解説
人物・組織の概要と経歴
ララ・アクニン(Lara Aknin)は、サイモンフレーザー大学の心理学教授である。エリザベス・ダンと共に、利他的な行動が人間の主観的幸福度に与える影響を多角的に研究している。
代表的な主著・研究と功績
2013年に世界136カ国を対象とした大規模調査を行い、他者のために金銭や時間を使う「向社会的支出」が、自己のために使うよりも高い幸福感をもたらすことを科学的に立証した(西暦2013年)。この効果は文化圏を問わず人類に共通する生物学的・心理学的メカニズムであることを解明し、利他主義と幸福のリンクを強固にした。
科学化幸福論との関連性
本記事における文脈
パートナーとの関係において、互いを束縛するのではなく「相手の自己実現を支え合う(=与え合う)」という自律型の関係性が幸福を最大化させるという論理の補強として機能する。
幸福への影響と実践的活用法
自分だけの快楽を追求するのではなく、パートナーの夢や目標に投資し、支援することが、結果として自分自身の幸福感を最大化させる。読者は、日々の生活の中で相手をサポートする「向社会的行動」をルーチン化し、それを通じて自身の精神的充足と強固な絆を同時に獲得すべきである。
References: Aknin, L. B., et al. (2013) "Prosocial spending and happiness"

